このようなお悩みにお答えします。
ブログ記事を作成するのに重要な役割を果たす画像素材。
せっかくブログを始めたのに文字だらけの記事だともったいないですよね。
画像からの流入を見込めることだってあるんです。
今回は「完全無料で利用できる画像・素材サイト」をご紹介いたします。
ブログにおける画像素材の重要性
なんとなく画像を使おうとは思ってるけど、なぜ必要なのかを理解している人は少ないのではないでしょうか。
「そういうものだから必要なんでしょ?」と思うかもしれませんが、実は意外な役割を果たします。
まずは、なぜブログに画像が必要なのか解説していきます。
視覚的に見やすくするため
もちろん最初は「視覚的に見やすくするため」になります。
挿絵は、文章の内容を視覚的にわかりやすく伝えることができます。例えば、小説では、登場人物や舞台の様子を挿絵で表現することで、読者の想像力を刺激することができます。
また、装飾的な効果をねらうときにも効果的で、媒体の装飾性を高めることができます。
コチラは挿絵に関しての説明です。
文字だらけだと読み続けるのが大変になってしまうし、視覚的にも単調で飽きてしまいます。
また、想像力を刺激してくれることで記憶に残りやすくなります。
内容理解の補助的役割
次は「内容理解の補助的役割」です。
愛媛大学の研究では「絵本の挿絵の役割に関する研究-挿絵が物語理解に及ぼす影響-」というテーマの論文が発表されています。
小学生を対象に「色付きの挿絵」「色なしの挿絵」で読み聞かせを行った時の、2つのグループの内容理解の差について実験を行なっています。
本文との不協和がないような色つきの挿絵を見せながら物語を読ませた方が,物語を色覚的に理解することができるため,物語理解度が上がるといえる。
画像(挿絵)は、内容を色覚的に理解するために有効に作用し内容の理解度を上げる効果がある結果が出ています。
また、画像は文字と意味を結びつけるためにも映像としてその役割を一役買ってくれています。
画像での検索結果から流入が見込める
最後は「画像検索結果からの流入効果」です。
検索エンジン検索結果の画像項目では記事内の画像が表示されることが多々あります。
そこで目を引くようなアイキャッチや挿入画像を表示することができれば、気になってクリックをする可能性が増えるわけです。
そのため挿入画像や特にアイキャッチ画像はオリジナリティを出せるようにしていくことも大切です。
ユーザーがどのようにサイトを訪問したかはGoogle Analyticsで確認をしましょう。
画像・素材を利用する際の注意点
おすすめサイトをご紹介する前に、画像や素材を利用する際の注意点を解説します。
知らない間に規約違反になってしまうこともあるから気をつけてくださいね!
ロイヤルティフリー(ロイヤリティーフリー)とは?
ロイヤルティフリー(ロイヤリティフリー)とは、「誰かの著作物に対する印税などのライセンス料が無料」という意味で、「すべてにおいて無料で利用可能」や「著作権を考慮せずに利用可能」といった意味は含まれていません。
そのため「著作権フリー」とは意味が異なります。
「フリー」という言葉から何をやっても大丈夫と連想できてしまうかもしれませんが、あくまでも「事前の取り決めの範囲内で利用するのなら、追加の使用料等なくても権利に関してある程度フリーで利用してもいいよ」といった意味に過ぎません。
実際には、自由に使うためにお金を支払う必要があるもの(有料プランになる必要)や、 著作権表示(クレジット表記)が必要なものがあります。
通常は他人の著作物なので、その作品・素材を使用する際にはライセンス料を支払う必要があるのですが、権利の所有者が許可をしてくれている場合はそのライセンス料を支払わずとも利用できるというわけですね。
商用利用とは?
商用利用とは、「製品や作品、サービスなどを利用者が自分の利益を得る目的で利用すること」を指します。
定義としては幅広いのですが、利用者がその商業活動の中で利用することで、その商品を再販売したりアフィリエイトを行うブログ記事で利用することも含まれます。
ここで注意していただきたいのが、「商用利用可」となっているからといって何でもやっていいというわけではないことです。
「商用利用可」となっていても、通常は再販売は禁止されていますし、「こういった利用の仕方は禁止だよー」というのが必ず規約等に記載されています。
ロイヤルティフリーとも被りますが、必ず各サイトの規約を確認してルールに則って利用をしましょう。
著作権フリー(パブリックドメイン・CC0)とは?
著作権フリーとは、「著作権を放棄または存在しない状態で自由に利用可能な状態」を指します。
また、似たような表現に「パブリックドメイン(法律上著作権の対象にならない著作物)」やクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)が提供するライセンス「CC0(著作物を放棄し、できる限り公共の領域で配布する)」などがあります。
いずれの場合も「ロイヤルティフリー」と混同してしまう方が多いので、間違えないように気をつけてくださいね。
大抵の場合は著作権を放棄していることはあまりないので、著作権フリーと書かれている場合は一度確認してみましょう。
SNSやブログ等でそのような表記があっても、問題を避けるためにも必ず大元の素材サイトの利用規約を確認するようにしましょう。
サイトの利用規約を必ず確認しよう
フリー素材に限りませんが、利用規約を守った利用を行っているつもりでも思わぬトラブルに遭遇する可能性があります。
仮に気づかずに違反していたとしても、問題が発覚した際はコンタクトを取ってきてくれるはずなので、ブログ運営者として必ず連絡を取れるようにしておきましょう。
事業者に対して開示請求や削除請求が届くなど、連絡が取れないと知らない間に大きなトラブルに発展する恐れがあります。
トラブル回避のために以下2点を注意しておきましょう。
ここに注意
- 自分のサイト上には連絡可能なお問合せページをしっかり用意する。
- そういった旨のお問合せがあった場合は無視せず真摯に対応する。
ブログ歴6年のぼくがおすすめする無料画像サイト6選
それでは、ぼくも利用しているおすすめの無料画像サイトをご紹介していきます。
Pixabay【老舗無料画像サイト】
公式サイト | Pixabay |
利用規約 | Pixabay Terms of Service |
素材の種類 | 写真、イラスト、動画、音楽 |
商用利用 | OK |
画像加工 | OK |
クレジット表記 | 不要 |
コメント | 老舗無料画像サイト!4,600万以上もの素材から選び放題! |
「Pixabay」は、無料画像サイトの最大手で個人的には無料画像サイト界隈の大御所にあたると思っています。
その豊富で高クオリティな素材は使い勝手が非常にいいです。
2019年には、無料画像編集サービスで有名な「Canva」に買収されていますが、同じ内容でサービスを継続してくれています。
素材はとてもいいのですが、有名が故に他のサイトと使用する画像が被りがちというのが懸念点です。
多くのサイトで似たような画像を見かけるので、使用する場合は自分なりに編集をするのがいいかもしれません。
FREEP!K【欲しい素材が見つけやすい】
公式サイト | FREEP!K |
利用規約 | Freepik Terms of use |
素材の種類 | 写真、イラスト、動画、AI生成、PSD |
商用利用 | OK |
画像加工 | OK |
クレジット表記 | 要 |
コメント | フィルターが豊富で目的の素材を見つけやすい! |
「FREEP!K」は、スペインにある会社が運営しており世界中で利用されています。
おすすめポイントは、フィルターが豊富で目的の素材が見つけやすいです。
ベクター、写真、アイコンなど基本的なものから、色味や人物ありなしなどからも画像検索できるので、自分の欲しい素材が見つけやすいです。
また、AI画像生成も可能なので、見つからない場合は自分で生成してみるのもいいかもしれません。
注意点としては、無料で利用する場合は色々と制限がかかってしまうことです。
下記が無料版とプレミアム版のプラン比較になります。
Unsplash【高クオリティな写真素材に】
公式サイト | Unsplash |
利用規約 | 利用規約 |
素材の種類 | 写真、イラスト |
商用利用 | OK |
画像加工 | OK |
クレジット表記 | 不要 |
コメント | 風景やモノなどの高クオリティな写真に強い! |
「Unsplash」は、高クオリティな写真が豊富にあるサイトになります。
個人的にはアーティスティックな風景写真やモノの写真が強い印象です。
もちろん人物写真も負けていません。
2024年現在で、合計約1兆2000億回のビュー、71億回素材がダウンロードされているほど世界中で利用されています。
また、「Unsplash+」という有料プランも用意されています。
以下がUnsplash+のサービス内容になります。
Unsplash+のサービス内容
- 毎月追加されるメンバー限定コンテンツ
- 無制限のロイヤリティフリーのダウンロード
- イラスト素材
- 法的保護の拡充
「法的保護の拡充」ですが、Unsplash+で提供されている素材の全てがプロパティリリースを取得している上に、Unsplash+プロテクションによって保護されています。
そのため、万が一パブリシティ権を侵害してしまい損害賠償責任等が発生した場合には、写真1枚につき最大1万米ドルの保証を受けることができます。
写真AC【日本感のある素材を探すなら】
公式サイト | 写真AC |
利用規約 | 利用規約 |
素材の種類 | 写真 |
商用利用 | OK |
画像加工 | OK |
クレジット表記 | 不要 |
コメント | 日本系の写真素材が手に入る! |
「写真AC」は日本人モデルを起用している写真素材や日本ならではの風物詩や風景などの写真素材を取り揃えています。
もし、日本感を出したい場合はもってこいの画像サイトです。
また、「イラストAC」や「シルエットAC」などの姉妹サイトもあり各サイトがそれぞれ優秀です。
ただし、ダウンロードするには無料会員登録が必要です。
一度会員登録してしまえば姉妹サイトも利用できるようになります。
ですが、無料プランでは利用に制限があるため注意しましょう。
無料プランでできること
- 検索:1日4回まで
- ダウンロード:1日9点まで
- プレミアム素材(有料素材):単品購入のみ
- コレクション:5点まで
以下がプラン比較になります。
ぱくたそ【ネタ画像素材を探すなら】
公式サイト | ぱくたそ |
利用規約 | 利用規約 |
素材の種類 | 写真 |
商用利用 | OK |
画像加工 | OK |
クレジット表記 | 不要 |
コメント | 日本系の写真素材が手に入る! |
「ぱくたそ」は、自分たちでカメラマン、モデルを用意し、ロケハン、撮影、編集も行なっている画像サイトです。
通常の画像サイトは外部のカメラマンからの寄せられる写真を掲載していますが、ぱくたそは自分たちでコンセプトや企画を決めてコンテンツを作成しています。
また、自分たちでコンテンツを作成できるため、ネットなどで話題になったネタなどのパロディ写真が豊富にあります。
日本のネタ画像を探すなら「ぱくたそ」一択です!
O-DAN【複数サイトを"横断"して検索可能】
公式サイト | O-DAN |
利用規約 | 写真提供サイトに準ずる |
素材の種類 | 写真 |
商用利用 | 写真提供サイトに準ずる |
画像加工 | 写真提供サイトに準ずる |
クレジット表記 | 写真提供サイトに準ずる |
コメント | 世界中の写真素材サイト38個から検索できる! |
「O-DAN」は、素材を提供している画像サイトではなく「あらゆるサイトの掲載画像が検索できるサイト」です。
世界中の38の画像サイトからキーワードに即した画像を紹介してくれます。
実際に素材を提供してくれるのは別のサイトになるので、利用にあたってのルールは提供元のサイトで必ず確認しましょう。
検索窓のチェックボックスをオンにすれば、商用利用が可能な素材のみを探せます。
ブログ歴6年のぼくがおすすめする無料素材サイト4選
先ほどは無料で利用できる画像サイトをご紹介しましたが、ここからはパーツとして利用できる「アイコン」や「文字素材」など画像以外の素材を扱うサイトをご紹介します。
それでは見ていきましょう。
ICOON MONO(6000種類以上のフリーアイコンサイト)
「ICOON MONO」は、6000種類以上のアイコン素材を提供しています。
様々なカテゴリで種類が豊富なので汎用性がめちゃくちゃ高いです。
色味やサイズ、ファイル形式も選択できるので自分用にカスタマイズしてからダウンロードが可能です。
ドドドFONTS【ブログをマンガ風にできちゃうゴゴゴゴ】
「ドドドFONTS」は、漫画の効果音、擬音素材を集めたサイトです。
漫画レビュー系のブログなどには最高の素材ですね!
ぼくはまだ使えていないですがそのうち使いたいと思っています笑
時短だ【汎用性の高い素材を集めた時短素材サイト】
「時短だ」は、汎用性の高い素材を網羅した「時短」にはもってこいの素材サイトです。
よく使うであろう素材がカテゴリごとに分けられているので、素材を探す時間が大幅に短縮できます。
このサイトの素材は使い勝手がいいので非常におすすめです。
FLAT ICON DESIGN【ブログパーツとして優秀素材】
「FLAT ICON DESIGN」は、同じテイストのアイコンを集めたサイトです。
記事に挿入するというよりは、ブログサイトのボタンアイコンに使ったりページを作るときのパーツとしての利用が考えられます。
ブログ初心者必見!ブログ歴6年のぼくがおすすめする無料画像・素材サイト5選まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に一覧でまとめておきます。
無料画像サイト6選
無料素材サイト4選
無料でも高クオリティな素材はたくさんあります。
あとはオリジナリティが出るように画像編集ができるととてもいいと思います。
画像編集ができるようになるとスキルも身につくので試してみてください。
また、有料サイトを使うのも一つの選択肢なのでお目当ての素材が見つからない場合はadobe stockなども参考にしてみるといいかもしれません。
それぢわ_(:3 」∠)_