【スラング】
~けど、お金、若くてかわいい子、メスのシカやウサギなど
e.g.) Ma dawg said he saw a ghost, I don believe in them doe.
「わいのツレが幽霊見たいうねん、わいは霊なんて信じとらんけどな」
「doe」の語源、由来
「doe」は、使う意味によって由来が変わってきます。
1.「though」
ひとつめは、音が似ている「though」がスラングになったものです。
これはわかりやすいですね。
ヒップホップでよく使われるようなアフリカン・アメリカンのスラングは、省略したり形が変わったりがよくおこるので、ぱっと見よくわからなくなりますが、意味を知ってしまえば難しいことはありません。
2.「dough」
ふたつめは、お金を表すスラング「dough」の形がさらに変化して「doe」となったものです。
「dough」についてはこちらで詳しく解説しています
3. めじかやメスウサギを表す「doe」
みっつめは、元々の意味である「めじか」や「メスウサギ」など、一部のメスの哺乳類を指す言葉です。
フェレットやカンガルー、ヤギなんかも含まれますが、いずれも共通しているのが「クリクリした大きくて可愛い目」です。
実際に「doe eyes」という言葉もあり、「ぱっちりした大きな可愛い目」を意味しています。
「doe eyed」で「クリクリお目目の~」という意味になります。
さらに意味が転じて、「doe」だけで「ぱっちり大きな目をしているかわいい子」という意味を持つようになりました。
「doe」の使い方
「though」や「お金」、「かわいい子」を表す「doe」。
1番よく使われるのが「though」のスラング形としてです。
特に黒人の間でつかわれます。
もう一つ人種問わずよく使われるのが「tho」ですね。
基本的に文章の最後につけて「まぁ~だけどね。」といった形で使います。
例文
Ay passed the exam was a piece of cake doe.
よぅテスト受かったぜ、まぁテスト自体はちょろかったけどな。
例文
It's okay doe ima smack this hoe ON SIGHT.
別にいいけど、このクソ女を見かけたらその場でそっこうぶっ叩くから。
「お金」の意味を持つ「doe」は、名詞として使います。
例文
These hoes don’t care nothing other than the doe.
このクソ女どもはお金のことしか頭にないからな。
「若くてかわいい子」を表す「doe」や「doe eyes」も名詞として使います。
「doe eyed」は形容詞として使われます。
例文
look his doe eyes, ughhh i love it.
見て、彼のあのクリクリしたかわいい目。あーーんもう大好き♡
例文で「クソ女」がいっぱい出てきて気分を害された方がいらっしゃるかもしれませんが、「doe」と「hoe」はよく一緒に使われます。
やはり、特にアメリカでは韻を踏みたがるというかリズムの良い文を好むので、音の近いこの二つは一緒にされることが多いです。
「hoe」についてはこちら 続きを見る【BoKスラング辞典】「hoe, ho」→「ビッチ、ヤリ〇ン」意味や由来、使い方も!
それぢわ_(:3」∠)_
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