このようなお悩みにお答えします。
皆さんワーホリ準備中かと思いますが、今回はぼくが「ドイツワーホリでかかった全費用」をご紹介したいと思います。
今回はPart1として、「ドイツワーホリ"出発までに"実際にかかった全費用」について書きたいと思います。
また、いくらぐらい貯金してからドイツワーホリに来たかもお話していきます。
お金に余裕があれば問題ありませんが、なるべく節約したい方も大勢いらっしゃるかと思います。
そんな方のために、ぼくが実際に調べて行った節約術もご紹介しますね!
「ワーホリ開始までにどれくらいかかるか」がわかれば、ワーホリのための貯金の計画が立てやすくなるかと思います!
それでは「貯金68万円でワーホリきました。ドイツワーホリの全費用【Part1】」いってみましょう!
ドイツワーホリ「ビザ取得」に必要な費用
まずは、ドイツワーホリビザを取得するまでに必要な費用を見ていきましょう。
ワーホリビザの申請に必要でお金のかかるものは以下となります。
ドイツワーホリビザお金のかかるもの
- 航空券(片道もしくは往復)
- 滞在期間をカバーできる保険
- パスポート(持っていなければ)
- 支払い能力の証明に必要な残高証明費(2000€もしくは4000€)
それぞれについて見ていきます。
航空券代とおすすめ航空券予約サイト
まずは航空券から。
航空券は片道、往復どちらを選んでもビザの申請をすることができますが、片道航空券の場合は支払い能力証明のために4000ユーロ必要になります。
結論から言うと、ぼくは片道航空券を選びました。
なぜかというと、ぼくの場合はワーホリ後もビザを切り替えてワーホリ後もこっちにいようと思っていたので、帰りのチケットが必要なくなることが明白でした。
(結局コロナで状況がわちゃわちゃしてしまったのでワーホリ全期間終了と共に一度日本に帰ってきました。)
最初から一年以内に絶対帰国することがわかっている場合は、オープンチケット(1年以内の帰国日を自由に変更できるチケット)等の往復航空券で何の問題もありません。
むしろ、そちらのほうがドイツに来てから航空券代を支払わずに済むので、計画も立てやすいし気持ち的に余裕が持てていいかもしれません。
ぼくの場合は、とてもお得にチケットを購入できるサイトを見つけたので、片道航空券代は「60,115円」でした。
おそらく最安値レベルです。
予備知識!航空券販売の仕組み
航空券の購入方法ですが、下記のようにいくつかあります。
航空券の購入方法
- 旅行代理店に直接足を運んで購入
- 大手航空会社であれば電話で購入
- ネットで購入
現在ではネットでの購入がほとんどで、ネットでの航空券販売競争が加速化しています。
ネット販売にも二つ種類があります。
航空券のネット購入
- 航空会社から直接購入
- 旅行代理店から購入
航空会社から直接購入した方が安い場合もあるので、必ず事前に航空券の比較サイトで調べましょう。
航空会社と直接やりとりをするメリットとしては、対応が早いので金額がそこまで変わらない場合は直接がおすすめです。
逆に海外の航空会社を使うことを考えている人は、英語が苦手の場合は日本の旅行代理店を通した方が安心できるメリットがあります。
いっかいおさらい!
- 航空会社から購入する方法と旅行代理店から購入する方法の2パターン
- 航空会社だと、代理店を通さないので不足の事態に対応がスムーズ
- 海外の航空会社を利用する場合は、日本の代理店を通すと英語でやりとりをせずに済む
- どちらから購入する方がお得かは航空券比較サイトで調べる
それではぼくのおすすめの航空券比較サイトを紹介していきます。
①:スカイチケット
まず、ぼくがおすすめする海外格安航空券取り扱いサイトは「スカイチケット」です。
スカイチケットは日本の旅行代理店なので、いきなり海外のサイトに飛ばされる心配はありません。
後に紹介するサイトよりは値段が若干上がりますが、それでも大手航空券予約サイトよりは安いです。
そして何よりも、万が一の時のサポートを日本語で受けられるというところでが強みです。
いっかいおさらい!
【メリット】
- 日本の旅行代理店が運営しているサイト
- 日本の旅行代理店大手より安い
- 不足の事態のサポートや問い合わせ対応が日本語で受けられる
【デメリット】
- 最安値ではない
➡︎英語が苦手、堅実な方におすすめ!
②:Sky scanner
「Sky scanner」では、世界中の格安航空券(世界中の旅行代理店や航空会社)を比較することができます。
コチラのサイトは航空券を直接取り扱っている旅行代理店ではなく、取り扱っている海外の旅行代理店を比較して紹介してくれるサイトになります。
したがって、航空券は一番安いものが見つかります。
ただし、いくつか注意が必要です。
まず、なぜこんなにも安いのかというと、通常デフォルトでついているようなサポートがなく、自分で様々なオプションをつけていくことによってサポートプランを作ることができるからです。
言い換えれば不必要なオプションを削ることで節約ができちゃうということなんですね。
あるサイトでは、「予約の無料変更」や「フライトや渡航制限に関する最新情報をお届け」、「SMSで航空券の予約確認」や「モバイル フライト通知」など、あるサイトではこの4つのオプションで1,374円。
他にも「自動チェックイン」1,101円や「預け入れ手荷物追跡補償サービス」1,238円もありました。
追跡補償サービス以外に関しては、自分がしっかりしていれば節約できる部分かなと思います。
各サイトによってオプションの内容や値段はけっこう違うので、チケットが決まったら各サイトに一通り目を通すことをおすすめします。
デメリットとしては、航空券が海外企業の取り扱いになるので、お問い合わせやキャンセル対応などがうまくできない場合があります。
当然カスタマーサポートも外国人になります。
そうなってしまえば、英語がうまく話せなければ電話は意味がなくなりますし、緊急事態ではメールで問い合わせるなんて悠長なことはやっていられません。
そうした場合、悪天候や疫病、国際情勢の悪化などでフライトが不可能になったときのサポートやキャンセル、お問い合わせ対応に不安が残ります。
すこし怪しい日本語の日本語ページも用意はされていますが、お問い合わせやサポートを受ける場合は、基本的に英語でのやり取りになります。
サポートに関しての悪い評価も見かけたりしますので、自信がない方や不安な方はスカイチケットをおすすめします。
チケットの候補が見つかったら、一度ご自身でその代理店を調べることをおすすめします。
いっかいおさらい!
【メリット】
- 世界中の旅行代理店や航空会社から最安の航空券を見つけられる
- 代理店によるが基本的にオプションを自由に組める
- 自分がしっかりしていれば一番お得!
【デメリット】
- お問い合わせやサポートが英語(外国人)になってしまう
➡︎自己管理が上手な方、英語が得意な方におすすめ!
各予約サイトで見つかる同じ内容の航空券の料金比較
航空券予約サイト最大手の「エアトリ」、「スカイチケット」、「Sky scanner」で見つかる同じスケジュール、同じ内容のの航空券の料金を比較してみます。
「カタール航空」を利用して、成田からベルリンまでの片道航空券で比較します。
「エアトリ」に関しては、検索結果時点で「燃油サーチャージ代」が含まれていないので、一見とても安く見えますが実際は燃料代分さらに高いです。
比較してみると、金額の違いは一目瞭然で「スカイスキャナー」が最安ですね。
細かいところだけど、こういうところの積み重ねでだいぶ変わってきます。
ぼくが実際に購入した航空券は「Sky scanner」×「Go to gate」
ぼくの場合は、いかにして節約するかを頭に動いていたので「Sky scanner」を利用しました。
ドイツ行きを決めてから、勉強と練習を繰り返していたので英会話にもそれなりに自信はありましたし、仮にサポートが必要になったとしても対応できるだろうという心持ちでした。
「Sky scanner」の検索結果で格安航空券を取り扱っているサイトはいくつかありましたが、ぼくが利用したのは「Go to gate」というサイト(代理店)です。
航空会社はロシアの「アエロフロート」でした。
人生初海外で、モスクワでの1人トランジットはめちゃくちゃ緊張しましたけどいい経験です。
チケットさえ発行してもらえれば後は乗るだけなので、結果としては何事もなく無事にドイツに到着できました。
手荷物の重量制限や、持ち込み荷物の個数制限など、各々の条件に合ったサービスを提供している航空会社を選びましょう。
特に、荷物の重量制限に引っかかるとけっこうお金がかかってしまうので、あらかじめ持っていく荷物の重さを計算して出しておくと余計なお金がかからないで済みます。
僕は、最低限の音楽機材なども持ってきたので重量オーバーで1万円ちょっとを空港で支払う羽目になりました。
僕がフライト関連で実際に支払った金額は以下のとおりです。
(価格は2019年末の価格です。)
片道航空券代(+重量超過分)
- 60,115円(片道航空券代)+約10,000円(重量超過分)=70,115円
保険代とドイツワーホリおすすめ保険
続いては保険についてです。
保険は、ドイツに来てからワーホリ終了までの全期間をカバーする保険に加入しなければいけません。
ぼくは、「Care concept」というドイツの保険会社の「Care college」というプランでこちらに来ました。
こちらの記事で「Care concept」の料金プランや加入申請時の入力の仕方などについて詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
【2024年版】ドイツワーホリおすすめ保険ケアコンセプトのプラン比較と加入方法【日本語解説】
続きを見る
支払い方法は「月払い」か「一括払い」が選択できましたが、僕は一括払いで支払いました。
なので、保険関連でかかった費用は下記のとおりです。
保険代
360€=45,381円
*2019年末当時のレート
パスポート発行代
パスポートをお持ちでない方、もしくはパスポートの有効期限がワーホリの期間をカバーできなさそうな方は、新規取得/更新する必要があります。
僕はドイツワーホリ自体が人生で初海外だったので、新規で発行してきました。
パスポートは10年用、5年用と二種類あってそれぞれ金額が異なってきます。
ちなみに、新規でも更新でも金額は同じです。
パスポート代
- 10年用パスポートを発行/更新する場合
2,000円(都道府県収入証紙代)+14,000円(収入印紙代)=16,000円
- 5年用パスポートを発行/更新する場合
2,000円(都道府県収入証紙代)+9,000円(収入印紙代)=11,000円
もちろんパスポートの期限が十分に(ドイツ入国予定日から1年以上)ある方はお金はかかりません。
ぼくは、10年用を新規発行したのでパスポート代は下記のとおりです。
パスポート代
パスポート10年用=16,000円
*201
支払い能力証明用のお金
支払い能力の証明に必要なお金は、航空券の種類によって異なります。
支払い能力証明(残高証明)
- 往復航空券の場合は「2000ユーロ」
- 片道航空券の場合は「4000ユーロ」
ぼくが申請を行った2019年時点のレートでは、4000ユーロで50万円ほどでした。
2024年8月のレートでは、日本円でそれぞれ「32万円」、「64万円」ほどでしょうか。
ワーホリビザの発行申請をするまでに、自分の口座に十分な金額を用意して残高証明を取得する必要があります。
ただし、お金の流れが不透明だったり怪しいものに関しては黄色信号が出る可能性があるようです。
急に残高が増えるのはNG
ワーホリビザの申請の際に残高証明を提出するのですが、「申請日の前日に通帳に記帳するタイミングから過去3か月分」にさかのぼっての記録が必要となります。
そして、急なまとまった額の入金など、その3か月の間に不審なお金の動きがあると申請の際にツッコまれてしまいます。
以下は実際にぼくがワーホリビザ申請の際に体験したことです。
ぼくはワーホリ資金を貯めるための「貯蓄用口座」と月々の支払いのための「引き落とし用口座」を持っていました。
さらに自宅では500円玉貯金等の「へそくり貯金」もしていました。
必要書類の項目に下記の記載があったので、ビザ申請日の前日にお金を一つの口座に集めて記帳して当日に臨みました。
生活費支払い能力の証明(過去3ヶ月の記帳のある通帳(申請される前日に記帳された最新のもの)あるいは、ネットバンキングの場合には、前日に過去3ヶ月分を印刷)
そして、当日。
担当者の方に預金通帳を見せた際に、
「いきなりこんなにお金が入金されてるけど、これは何のお金?」
と聞かれてしまい、その3か月間の給与明細やお金の流れの証明が必要となってしまいました。
自然に考えると当然です。
正体不明のお金がいきなり出現したら、「こいつほんとに大丈夫かよー」ってなっちゃいますよね。
なので、もしぼくと同じようなやり方で貯金している方は、ちゃんと毎月入金しておくなどの策を講じておいたほうが後々楽かもしれません!
あとは、もしもの時に備えて給与明細をとっておくことをおススメします。
とりあえず、ここでは最低2,000€もしくは4,000€程度が残高に必要ですね!
支払い能力証明は、あくまでも証明なので支払いはありません。
ドイツワーホリ「ビザ取得」に必要な費用の合計
皆さんの状況や条件、タイミングによって異なりますが、僕が実際に必要だった合計額としては下記になります。
ドイツワーホリ出国までに必要な費用合計
- 70,115円(片道航空券代+重量超過分)
- 45,381円(保険代)
- 16,000円(10年用パスポート代)
- 500,000円(支払い能力証明用のお金)
➡︎631,496円*
*2019年末のレートです。
そして、支払い能力証明用のお金はあくまでも「証明用」のお金なので、実際に支払った合計額は下記のとおりです。
ドイツワーホリビザ出国までに支払った費用合計
- 70,115円(片道航空券代+重量超過分)
- 45,381円(保険代)
- 16,000円(10年用パスポート代)
➡︎131,496円
*2019年末のレート
ドイツワーホリ「出発前」に支払った諸費用
次は、人によってだいぶ変わってくる諸費用、任意出費を見ていきます。
旅行用品やワーホリ用の日用品
まずは、ドイツに着いてから生活を始める上で必要になるもの(日用品)の購入費用について紹介します。
僕がドイツワーホリに行くにあたって購入したものはいくつかあります。
ここに関しては、海外旅行経験者や元々グッズが揃っている方もいると思うので、人によって振り幅が大きいです。
ドイツ生活にあたり日本から持ってく必要があるもの、持ってくと便利なおすすめのアイテム、持って行かなくてもいいモノなど、詳しくはこちらで説明してます!
【2024年版】ワーホリ荷物チェックリスト!量や重さはどれくらい?【おすすめグッズ】
続きを見る
とりあえず、大まかな購入品と金額は次のようになりました。
旅行グッズ・日用品費用
- 大容量スーツケース(預け入れ用) 27,720円
- 電圧変換器と海外用マルチタップ、百均の変換プラグ 8,312円
- 百均雑貨類(衣類圧縮袋、パスポートケース、トラベル用シャンプーボトル、エア枕) 972円
➡︎37,004円
*2019年末のレート
空港(換金所)で現金の両替
あたりまえですが、ドイツでは日本のお金は使えません。
フライトの前に、必ず現金(ユーロ)を用意しておきましょう。
最初のうちはカードだけでも全然生活はできますが、たまにカードが使えないお店や、トラムやバスでは現金のみの取り扱いだったりするので、必ず両替はしておきましょう。
現地に着いてからでも両替、またはカードを使ってのキャッシングなども可能ですが、現地で両替するよりも日本で両替したほうが手数料が安く済むので出発前に両替しておくことをおススメします。
両替しておく具体的な金額ですが、色々な記事を読みましたがまちまちでした。
個人的には、ドイツに着いて家が決まって、バイトも見つけて、最初の給料日までをカバーできる額があると、複数回引き出す必要もなくなっていいんじゃないかと思います。
ぼくの場合は、3万円ほど成田空港のターミナル内で換金してからドイツに来ましたが、こっちに着いてから家が見つかるまでに2、3万円単位で3、4回はキャッシングしました。
というのも、お得に滞在先を探すのにairbnb以外の方法も利用しており、その時の支払い方法が現金のみだったのでキャッシングする必要がありました。
どのくらいの期間で部屋が見つかるかは本当に運次第なので「いくら用意しておけば大丈夫」みたいなことは言えませんが、10万円分ぐらい換金しておけば余分に手数料を払う必要は減り節約になるかと思います。
日本よりは治安が悪いので、夜中に一人で歩き回ることや危ないお店や通りは避けるなど工夫をしたり、とりあえずの滞在先の部屋に現金を置いておき必要最低限だけ持ち出すようにするなどしてみてはいかがでしょうか。
なるべくカードに頼るのも手なので、まだカードを持ってない人や1枚しか持っていない人はかならず複数枚作っておきましょう。
おすすめのカードなどについて、くわしくはこちらで解説しています。
【体験記】ドイツワーホリのおすすめ仕事・バイト探し方法3選【徹底解説】
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とりあえず、出国前にぼくが実際に換金した額は下記のとおりです。
現金の換金分
- 現金の換金:30,000円=約246€
*2019年末のレート
所得税、住民税の清算
ワーホリにあたりドイツに長期で行くので、日本の住民票を抜くことができます。(もちろんそのまま残すこともできます。)
住民票を抜くことで、日本にいない間の住民税や年金を支払う必要がなくなるので、特に残す理由のない人は住民票を抜いてからワーホリに行くことをおススメします。
住民税は、その年の1月1日に日本に住所がある時点で課税されます。
なので、例えば9月にワーホリに出発する方は、残りの3か月分の住民税は納めなければいけません。
住民票を抜くタイミングで渡独後に日本の年金の支払いを継続をするか自分で決められるので、支払いたくなければ支払わなくても大丈夫です。
ぼくのように12月に出発するのであれば、その年の住民税も払い終わり、あとは残りの所得税を払うだけとなります。
所得税は仕事を辞めるタイミングで取り扱いが変わるので注意!
ここに注意
1-5月退職:最後の給料で天引き
6-12月退職:住民票を抜くときに精算
税金対策について詳しくはこちらで解説しています。
ぼくは、東京都から住民票を抜くときに所得税で60,000円ほどかかりました。
税金の額は前年の所得(いくら稼いだか)によって異なるので、あらかじめ普段いくらくらい払っているのかを確認しておくといいかもしれません。
海外転出に伴い支払った金額は下記になります。
税関連
所得税:60,000円
*2019年末のレート
到着後の滞在費用の先払い(1週間ほど)
ドイツに着いてから最初の滞在先もあらかじめ予約をして支払いを済ませておいたので、こちらも出発前の費用に含めたいと思います。
ぼくは、到着から1週間ほどの滞在先を民泊サイト「airbnb」で見つけて、予約しておきました。
airbnbのお部屋はピンキリなので自分のお財布と相談して、どれくらいの期間で家が見つけられそうか(どれくらい外泊しなければいけないのか)も考慮して探すのがいいかと思います。
ぼくは、ベルリンに飛行機で到着後、バスで2,3時間ほどのところにあるライプツィヒという街に行く予定だったので、ライプツィヒ内での民泊を探しました。
しばらく部屋が決まらず、ベルリン、ライプツィヒ、フランクフルト、デュッセルドルフ内でairbnbを利用しましたが、どの街でも相場はあまり変わらず、そのお部屋のロケーションや広さ、設備などで金額が変わってきます。
2024年の相場としては、街の中心地から離れると一番安くて一泊20ユーロ程から、中心街に近づくと5,60ユーロ前後からみたいな感じですかね。
諸事情によりドイツ初日の夜はホテルに泊まらなければなりませんでしたので2日目からの6日間の金額を書いておきます!
日本で先払い予約をしておいたドイツ2日目からの6日間の宿泊費は106.37ユーロでした。
なので、出国前に支払ったドイツでの宿泊費は下記の通りです。
出国前に支払った宿泊費
airbnb代:106.37€=12,576円
*2019年末のレート
その他・雑費
その他雑費と書きましたが、全ての人には当てはまらないであろう、個々の状況に応じて必要な項目として用意しました。
たとえば、ワーホリ前の僕は都内で親友とルームシェアをしていたので、その引っ越し費用(自分の荷物の実家への送料や大型家電の処分代等)などになりますね。
言い換えると、ワーホリに行くにあたり「個人個人の状況によって支払わなければいけない費用」です。
僕は、荷物の送料に18,460円、冷蔵庫の処分代に8,000円、梱包の段ボール代に5,700円かかりました。
ということで、その他・雑費(主に引っ越し関連)は下記のとおりとなります。
その他・雑費
引越し関連費用:32,160円
*2019年末のレート
ドイツワーホリ「出発前」に支払った金額の合計額
今まで色々と見てきましたが、ぼくがドイツワーホリに出発する前に実際に支払った諸費用の金額の合計は以下となります。
ドイツワーホリ出発前に支払った諸費用の合計額
- 旅行グッズ・日用品:37,004円
- 現金の換金:30,000円=約246€
- 所得税:60,000円
- airbnb代:106.37€=12,576円
- 引越し関連費用:32,160円
➡︎171,740円
*2019年末のレート
上記にドイツワーホリビザ取得までにかかった金額を合計すると下記の通りです。
ドイツワーホリ出発前に支払った合計額
- 片道航空券代+重量超過分:70,115円
- ドイツワーホリ保険代:45,381円
- 10年用パスポート代:16,000円
- 旅行グッズ・日用品:37,004円
- 現金の換金:30,000円=約246€
- 所得税:60,000円
- airbnb代:106.37€=12,576円
- 引越し関連費用:32,160円
➡︎303,240円
*2019年末のレート
お金の問題でワーホリ行こうか迷っているあなた!
金額だけを見て落ち込まないでくださいね!
僕も一括で払ったわけではないですし、あくまでもワーホリ出発の一年位前から徐々に支払った合計額です。
体感的には、「あれ?こんなにかかってたんだ。」って感じです。
でも、たしかにワーホリ費用を貯めるためにいろいろ努力したのも事実です。
もし、お金が問題でワーホリをあきらめようと思っている方がいたら、ぜひコメントなりメールなりでお知らせください!
僕は大学の奨学金も支払いつつ(ワーホリのために途中で止めましたが)、親の援助等一切なしでドイツに来たので何かアドバイスができるかと思います。
結論:ドイツワーホリにのためにいくら貯金すべきか?
ぼくは基本的に音楽関連や自己投資にお金を回しているので、目標や用途が決まってから初めて普段用の口座へのまとまった金額の貯金をし始めるタイプです。
なので、ワーホリに行こうと決めてから約一年間かけてお金を貯めました。
結論から言うと、出発したとき僕のワーホリ口座には「68万2,986円」ありました。
ということは、かかった費用(30万円)を足すと1年間で「約100万円」ほど貯めたことになりますね!
なので、実績として100万円分貯金すれば、少なくともドイツワーホリに1年間行って帰って来れます。
ぼくはまだ若くフリーターでしたので、会社のボーナス等は一切ありませんでした。
さらに奨学金の返済もあったので、色々と頭を使いながら貯金を始めましたね。
お金を貯めるのに一番大事なのは、まず自分が何にどれくらいお金を使っているのかを知ることです。
貯めるには、支出を知ることからですね!
ワーホリ行きたい人用の節約術については別記事でまとめたのでぜひチェックしてみてください!
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ちなみに、ぼくはこの貯金額でドイツで3か月間のニート生活をしました。
部屋探しをしつつ普通に観光したり、外食したり、友達を作って街ぶらしたり、美術館に行ったり。
他の方がどれくらい貯金してからワーホリに行っているかはわかりませんが、参考になればうれしいです!
もちろん多いに越したことはないですし、僕より少ないからと言ってワーホリに行けないなんてこともありません。
個人的に「いくら貯める」と漠然と決めるより、ドイツでやりたいことや自分の生活などを具体的にイメージして、逆算した上で貯金をし始めるのがいいかと思います!
「部屋が見つかるまで2か月は外泊で、部屋が見つかってから月の出費がこれくらいだから、10か月分として1年で〇〇万円くらい必要だな。」など、予算を組んでおくと後々ラクになりますし、何かをするときにプランを立てるという「いいクセ」が身に付きます。
以上のことを踏まえて「出国時にいくら残高があるようにしておく」と考えておくと、仮に急な出費があっても、何とか「目標額」を達成しようと最後まで(出国時まで)頑張れます。
次の項目で「貯金額(出国時の残高)に対するドイツでの生活モデル」をまとめてみたので、そちらを参考にしながら目標貯金額を考えてみてください。
貯金額(出国時残高)ごとのドイツワーホリの生活イメージ
僕の感覚値ですが、貯金額(出国時残高)に対する「ドイツでの生活イメージ」をまとめてみました。
あくまでも、貯金額は「ドイツワーホリ中に自由に使えるもの」と言う前提で考えます。
僕は片道航空券なのでビザ取得の際に最低4000€ほどの残高は必要でした。
往復航空券の方は最低2000€ほどです。
なので、出発時の残高が2000€を最低ラインとして考えてみます。
出発時残高2,000€~4,000€
ベリーハードモード
ニート可能期間:~1、2か月
節約必至な最低ライン。
せっかくドイツに来たのに、何をしててもいちいち残りの残高が気になってしまう。
宿泊費、食費、交通費などで出費が増えていくとお金の心配しか出来なくなる。
まったり観光なんてしている余裕はない。
家賃の支払い能力を考慮されて部屋探しでの審査で不利になる可能性も。
すでに住む場所が決まっている人、すぐに家を決めてすぐに働き始める自信がある人、もしくはフリーランス等ですでに収入がある人なら問題ないでしょう。
こんな感じ!
- とりあえずワーホリに行ける
- すぐに働ける自信があるならOK
- 別の収入源があるならOK
- スリルを味わいたい人に向いてるかも?
出発時残高4,000€~150万円(ぼくはここ!)
ハードモード
ニート可能期間:~2、3か月
やりくりによって楽しみ方が自由自在な現実的なライン。
貯金額が少なければ少ないほど心配にはなるが、節約次第で観光にも行けるしニート期間も長く確保できる。
ご飯は基本自炊。
同じ部屋に長期滞在することで節約可能。
部屋や仕事がなかなか決まらないと心配にはなる。
なるべく早く部屋と仕事を見つけて、働き始めたいところ。
節約のイロハを体に染み込ませるにはいい機会。
こんな感じ!
- 働きながらだけどプライベートも楽しめる
- 貯金間に合わないギリホリにも優しい
- 貯金も一応あるので仕事も余裕を持って楽しめる
- お金の計算力・節約力を養える
出発時残高150万円~300万円
ノーマルモード
ニート可能期間:~6か月
比較的に心とお財布に余裕が出てくるライン。
それでも節約は心掛けたい。
部屋探しをしつつ観光もでき、外食も普通に可能。
馬鹿みたいにお金を使うと後が怖いのでそこには要注意。
カード払いばかりしていると、いつの間にか残高がめちゃくちゃ少なくなっている可能性があるため、現金も使うようにしてお金を使っている感覚を忘れてはいけない。
ドイツでのバイト選びも時間をかけて吟味することができる。
節約次第でしばらくニート生活を満喫できそう。
また、部屋が決まり住民登録が済んだら、すぐに語学学校に通い始めることもできるだろう。(学費もピンキリなので学校やコースにもよる)
こんな感じ!
- 語学学校も全然アリ
- 部屋探し・仕事探しに時間をかけられる
- とりあえず観光地巡れる
- 「ワーホリ楽しい」を実現しやすい
出発時残高300万円~500万円
イージーモード
ニート可能期間:~12か月
数か月間ドイツを満喫し、現地に慣れてからバイトを始めても始めなくても問題ないライン。
ただし家探しは簡単でないため、ドイツ満喫中も並行して行っておきたい。
お金にも余裕があるため、友達を作るためにも語学学校に通いたい。
自炊が面倒なら外食をしても大丈夫。
ただし、永遠には続けられないので早めに自炊に慣れておくことをおすすめします。
逆にとことん節約して、バイトをせずに自分の時間に充てることも可能。
ブロガー志望、アーティスト志望、DJ志望なら節約して、制作活動や人脈作りに注力していきたい。
こんな感じ!
- 語学学校の他に習い事もアリかも!
- 部屋探しの選択肢増えてくる
- 仕事しちゃう?しない?
- 現地で友達できちゃえば勝ち確
出発時残高500万円~
ベリーイージーモード
ニート可能期間:自分次第
ドイツを楽しむべく遣わされた勇者たち。
ドイツ中の観光地を巡り、有名クラブを訪れ、美術館やオペラハウスなどにも足を運び、一日の終わりはドイツビールとソーセージで締める。
部屋探しでの選択肢も多いので、比較的部屋が決まりやすいだろう。
語学学校に通い始め、国際色豊かな友人関係を構築し、みんなでドイツ語を練習しながら友情を深めていく。
もしかしたら早いうちに現地で恋人ができているかもしれない。
そこには文字通りの「満喫」があふれているだろう。
せっかく余裕をもって来ているので、ぜひドイツを満喫してもらいたい。
こんな感じ!
- 学校をハシゴしてドイツ語マスター
- 部屋探しはエージェント任せの一人暮らし
- 住んでる街の飲食店全制覇可能
- 間違いなく人生の記憶に残るワーホリに
貯金68万円でワーホリきました。ドイツワーホリの全費用【Part1】まとめ
いかがでしたでしょうか?
具体的にいくらくらいかかっていくらくらい必要かが分かれば、計画が立てやすいかと思います。
お金はないけどワーホリを考えている方や、ワーホリに興味を持っているお子さんをお持ちの親御さんなど、ドイツワーホリ情報が必要な方々の参考になれば幸いです!
実際来てみて「本当に良かった」ので、迷っているならぜひ1度計画を立ててみてください!
こちらでドイツワーホリにかかった全費用について書いているので、ドイツワーホリを考えている方は必見です
【準備中】
ドイツワーホリの完全ガイドを作りましたので、ぜひこちらもご覧ください
それぢわ_(:3」∠)_