【スラング】
元カレ、元カノ、元夫、元嫁、例、エクストラ
e.g.) Man she dumped me, she my ex now.
「彼女に振られたわ。もうアイツは元カノや。」
「ex」の使い方
主に元パートナーをあらわす「ex」。
「ex-boyfirend」や「ex-wife」などフルでいうのもありなんですが、大体は「my ex」や「ur ex」といったような省略形が一般的です。
読み方は「X」と同じで大丈夫です。
テキストでも使われますし、会話でもよく出てくるので覚えておきましょう!
例文
Hey you know what? My ex sent me a meesage last night.
ねえきいてきいて。昨日元カレから連絡があったんだよね。
海外の人もやはり恋バナは大好きなので必ず出てきます。
もう一つは、例をあらわす「ex」。
こちらは「example」の省略形で、例題文の前なんかに置かれます。
ただし、英語圏では「e.g.」のほうが一般的なので、このような「ex」の使い方は日本くらいでしか見かけないかもしれません。
また、日本では「extra」の省略形で「ex」が使われることがあります。
英語圏では「EX」と大文字で使われることが多いです。
通常の意味としては、"特別な"や"余分の"などを表します。
スラングとしての「extra」では、意味が飛躍して変わってきます。
くわしくはこちらで解説しているのでチェックしてみてください 続きを見る【BoKスラング辞典】「extra」→「ちょっとアレ」 意味や由来、使い方も!
「ex」の語源、由来
「ex」の起源は、ラテン語にルーツがあります。
ただし、本来は「元〇〇」を表すような意味で使われておらず、現在の使い方はオリジナルの意味の飛躍形になります。
「ex」は、もともとは「out of」や「from」を表すラテン語の前置詞でした。
それが、"ex consule(元領事or元植民地等の提督)"のように行政や王族関係の接頭辞として使われだし、「exconsul」という形になりました。
他の言葉でも"pro consule"→"proconsul"のような、発展がみられています。
「proconsul」は、古代ローマの地方提督、植民地総督で、「pro」には"for"や"forward"といった意味がありました。
この「ex」を接頭辞として使用する方法はヨーロッパ各国に広まっていき、18世紀ごろにフランス語での使い方を真似する形で英語にも取り入れられました。
OED(オックスフォード英語辞典)では、以下のような引用もあります。
Ex~consul is he that leuyth the offyce of Consul.
「元領事は、領事を退いたもののことである。」
J. Trevisa tr. Bartholomew de Glanville De Proprietatibus Rerum (1495) xiv. xlviii. 484
5世紀、6世紀ごろの出土品ですでに「ex consul」といった使われ方をしているものも見つかっています。
「ex」が使われている楽曲
MGKことMachine Gun Kellyとblackbearの楽曲「my ex's best friend」。
元カノの親友といい感じになってしまった男の子の気持ちを歌った曲です。
ここ数年でヒップホップからすっかりパンクロックに移行したMGK。
彼はもともとパンクやロックは大好きでラッパーとして昔からコラボ等はしていたので、満を持してロックアーティストとしても活動をし始めたのでこちらもワクワクしまくっています!
こちらはR&B界隈から、Kiana Ledéの楽曲「EX」。
こちらは、倦怠期に入ってしまった別れそうな雰囲気満々の彼氏に対して、まだ別れたくない気持ちをつづっている女の子の歌ですね。
Kiana Ledéは新進気鋭のR&Bシンガーです。
彼女は女優業もしていてMTVのホラーシリーズ「Scream」のセカンドシーズンの主人公ZoeやNetflixオリジナルの「All About the Washingtons」でも主人公のVeronicaを演じています。
シンガーとしても女優としても活躍中の彼女は要チェックです!
それぢわ_(:3」∠)_
BoKスラング辞典
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