【2022年版】ドイツで口座開設するなら「N26」！おすすめネットバンキング【申し込み方法】

 

このようなお悩みにお答えします。

 

 

みなさんドイツワーホリいかがお過ごしでしょうかー？

 

もうドイツに着いた方も、まだ準備中の方もワーホリで働くには避けては通れない道。

 

ドイツで使える銀行口座の開設。

 

ワーホリで働くにはドイツで使える銀行口座が必要です。

 

今回は、ぼくも実際に使っている、一番口座開設しやすく利用しやすいおすすめの銀行「N26」をご紹介します。

 

それでは、『ドイツで口座開設するなら「N26」！おすすめネットバンキング』行ってみましょー！

 

 

ドイツの主要な銀行

 

EU経済の中心地ドイツ。

 

グローバルに展開している銀行からローカルな銀行まで様々あります。

 

まずは、ドイツで主要な銀行をご紹介します。

 

国内最大の銀行「Deutsche Bank」

 

ドイツ国内最大の銀行は「Deutsche Bank」です。

 

「Deutsche Bank」は海外にも意欲的に進出していて、過去には日本の三井住友銀行も買収対象になったこともありました。

 

日本にも支店を持ってはいますが、企業間でのやり取りにしか使われておらず、日本支店で個人が口座を開設するのは出来ないと考えておきましょう。

 

「Cash group」と呼ばれる、ドイツの４大銀行（Deutsche Bank, Commerzbank, Postbank, HypoVereinsbank）の筆頭です。

 

この「Cash group」のATMであれば手数料無料で利用することができます。

 

他の銀行も同様です。

 

ドイツ銀行という名前ですが、ドイツの中央銀行は別の銀行で「Deutsche Bundesbank」（ドイツ連邦銀行）と呼びます。

 

 

ドイツで一番見かける(気がする)銀行「Sparkasse」

 

個人的によく見かけていた銀行「Sparkasse」。

 

どこに行ってもあったような気がします。

 

特にATMが多かったかな？

 

それだけ普及しているということですね。

 

日本人の方でも、ドイツに転勤になって初めて作る口座として安定の人気を誇っています。

 

ぼくのドイツ人の友達やフラットメイトはみんな「Sparkasse」でした。

 

国内第2位の銀行「Commerzbank」

 

「Commerzbank」は、国内第2位の銀行で「Cash group」の一員です。

 

ドイツ経済の中心地、フランクフルトに本店があります。

 

「 Deutsche Bank」と同様に、日本支店がありますが同じ理由で個人での口座開設は難しいでしょう。

 

ドイツのゆうちょ！「Postbank」

 

「Deutsche post」（ドイツ郵便）の銀行「Postbank」。

 

日本で言うところの「ゆうちょ銀行」です。

 

みなさんも見たことあるかと思いますが、あの黄色い配送会社DHLはドイツ郵便のグループ会社です。

 

「Postbank」も「Cash group」の一員なので、グループ内のATMは無料で利用できます。

 

ドイツワーホリでおすすめなのはネットバンキングの「N26」

 

ドイツの主要な銀行を紹介しましたが、ドイツワーホリで口座開設をするならネットバンキングの「N26」がおすすめです。

 

2021年には、世界的経済誌「Forbes」の「World's Best Bank」にも選出されました。

 

Forbes

 

「N26」をおすすめする理由は5つあります。

 

1. 口座維持手数料がかからない

 

ドイツの銀行では基本的に銀行口座の「維持手数料」が毎月かかってきます。

 

高いものであれば毎月10€もかかる場合もあります。

 

年間にすると120€、日本円で16,800円(2022年6月時点)にもなります。

 

 

現地デュッセルドルフに日本デスクもある「Sparkasse」だと、「Basic口座」で月に「8.99€」もかかります。

 

 

対してネットバンキングは、口座維持手数料がかからないものが多いです。

 

ぼくのつかっている「N26」も、もちろんかかりませんでした。

 

2. 口座開設がしやすい

 

主要銀行で口座開設をする場合は、「SCHUFA」と呼ばれる「信用スコア証明書」を提出する場合があります。

 

「SCHUFA」については、お部屋探しの記事で説明しています。

【おすすめ部屋探し3選】ドイツワーホリでのお部屋探し徹底解説【体験記】

続きを見る

 

ですが、ドイツにワーホリで来た段階で「SCHUFA」を取得しても、ドイツ国内でお金のやり取りもなければ仕事もないので、そのスコアは限りなく低いです。

 

お気づきの通り、そんなスコアの「SCHUFA」を提出して外国人が審査に通ることは難しいでしょう。

 

「N26」であれば、パスポートさえあればすべてリモートで開設が可能なので簡単です。

 

口座開設まで「8分」という驚異的なスピードで、手軽さがあります。

 

3. 実店舗がない分、リモートでのサポートレベルが高い

 

実店舗がない分カスタマーサポートがしっかりしていて、無料プランですらアプリ上でリアルタイムチャット機能を使ったスペシャリストたちからのサポートを受けることができます。

 

 

こちらは基本的に日曜日を含む毎日7時 - 23時(現地時間 : CET)で対応しています。

 

口座開設等の事務作業もスマートで次世代型の銀行のカタチを体感でき、爆発的な人気の理由がうかがえます。

 

プランによっては直通ダイヤルによるサポートも受けることができます。

 

4. 自動でMastercardのデビットカードが付いてくる

 

口座を開設すると、無料でMastercardのデビッドカードが付いてきます。

 

無料プランではバーチャルデビッドカードとなっており、実際のカードが手元に欲しい場合は10€の配送料を支払うことで受け取ることができます。

 

このデビッドカードがほんとに使い勝手が良くて、ぼくは現地での生活費を現地で稼いだお金でなるべくまかなえるようにデビッドカードでよく支払いをしていました。

 

日本の口座にあるお金を節約したい方には、とってもおすすめです！

 

5. ATM引き出し手数料が月最大５回まで無料

 

さきほど大手銀行によるグループ「Cash group」では、グループ内のATMであれば手数料無料とお伝えしましたが、「N26」も手数料が月最大５回まで無料です。

 

契約してからの最初の３か月間は月５回まで、それ以降は月３回までATMでの引き出し手数料が無料になります。

 

お金の管理さえしっかりできていれば、同じ月に何回もお金をおろす必要もないですし、この回数以内で押さえれば余計なお金はかかりません。

 

もし、無料回数を超えてしまった場合は、引き出しの際に手数料として「2€」がかかります。

 

2021年10月から新規口座開設に制限

 

「N26」は、その人気が爆発したがゆえに、新規の顧客に制限がかけられてしまいました。

 

 

ドイツの金融監督庁の取り決めにより、2021年10月からの新規顧客契約数に制限が設けられています。

 

以下がドイツ金融監督庁からの引用です。

 

Customer acquisition is to be substantially reduced with N26 Bank GmbH only permitted to acquire a maximum of 50,000 new customers per month.

- BaFin - 「N26 Bank GmbH: BaFin orders measures to limit growth and appoints a special commissioner」

 

2022年6月現在も、毎月50,000人までの新規顧客しか受け付けられない状況です。

 

口座開設を考えている方は、月初め早めの申し込みをおすすめします。

 

もし、口座開設のボタンが「Join the waiting list」になっていた場合は、リストに登録して連絡を待ちましょう。

 

残り人数に余裕があれば通常の手順で開設できる場合もあるので、まずは一度申し込んでみてください。

 

制限解除が発表され次第、当サイトでもシェアさせていただきます！

 

「N26」口座開設手順３つのステップ

 

「N26」で口座を開設するには、大きく分けて3つのステップがあります。

 

 

どれも時間的にはすぐ終わるものなので、サクッと終わらせちゃいましょう！

 

それでは、一つずつ説明していきます。

 

①アカウントをつくる

 

 

まずは公式サイトから口座開設の申し込みをしましょう。

 

N26

 

トップページ右上の「Open Bank Account」から申し込みます。

 

1. Start loving your bank

 

イントロダクションです。

 

「Country of Residence」が「Germany」であることを確認して「Get started」から次に進みます。

 

ここで英語かドイツ語のどちらかを選択できるようになっています。

 

2. Personal information

 

基本情報の項目です。

 

「名前」、「メールアドレス」、「生年月日」を入力します。

 

名前はパスポートと同じ表記にしましょう。

 

例えば、僕の場合「Kouki」ではなく「Koki」です！

 

3. Mobile Phone Number

 

ドイツで契約している電話番号を入力します。

 

もしまだドイツで電話番号を取得していないようであれば、先に「＋49」から始まるドイツの電話番号を取得しましょう。

 

ドイツでのおすすめSIMカードについて書いた記事があるので、こちらを参考にしてみてください

 

4. Home Address

 

ドイツでの住所を入力します。

 

この住所にキャッシュ/デビッドカードが送られてきます。

 

入力していると自動で候補が出てくるので、自分の住所の都市の通りの名前を確認して選択します。

 

出てこない場合は、手動での入力もできます。

 

まだドイツでの住民登録ができるお部屋が見つかっていない方は、お部屋が見つかってから口座開設をしましょう。

 

ドイツでのおすすめお部屋探しについて、ぼく自身の体験も交えた記事を書いたのでこちらを参考にしてみてください

 

5. Additional Information

 

Nationality

 

国籍、出生地、性別を入力します。

 

出生地の「City」には、市区町村を入力しましょう。

 

Employment status

 

現在の職業について入力します。

 

選択肢は5つあります。

 

• Employed (Full time / Part time)
• Self-employed or Freelance
• Student
• Retired or homemaker
• Unemployed

• フルタイムワーカー（会社員）もしくはパート（アルバイト含む）
• 自営業もしくはフリーランス
• 学生
• 退職済みもしくは専業主婦（主夫）
• 無職

 

働き口が決まっている場合は、「 Employed」で大丈夫です。

 

Source of income

 

収入について入力します。

 

選択肢は11コあります。

 

• Employment
• Government
• Pension
• Grants
• Donation
• Retail income
• Family income
• Capital market income
• Asset Sales
• Inheritance
• Gambling winning

 

• 給料
• 行政からの給付金（生活保護や失業保険等）
• 年金
• 奨学金や基金
• 寄付金
• 家賃収入など財産の貸し出しにおける収入
• 家族からの仕送り
• 資産売却
• 資産相続
• ギャンブルによる収入

 

ほとんどの場合は「 Employment」もしくは「 Family income」、「Grants」あたりになるんじゃないかと思います。

 

Industry

 

職業の業種を選択します。

 

飲食業界などサービス関連なら「Public service & Hospitality」ですね。

 

学生や退職済み、無職などを選んだ方はスキップされます。

 

How do you use N26 account ?

 

口座の使用目的で一番近いものを選択します。

 

• To receive salary / pension
• Day-to-day expenses
• Freelance work
• Personal projects
• Travel or relocation
• Online purchases
• Online trading and / or cryptocurrency

 

• 給与受け取り / 年金受け取り
• 一般決済
• フリーランス
• 個人的な計画（貯蓄など）
• 旅行や引っ越し
• ネットショッピング決済
• ネット取引、暗号通貨

 

6. U.S. citizenship

 

アメリカに永住権を持っていなければ「No」。

 

ほとんどの人は「No」で大丈夫です。

 

7. U.S. Tax Information

 

アメリカでの課税対象者になっているか。

 

ほとんどの場合は「No」で大丈夫です。

 

8. Tax Information

 

メインで納税義務のある国を入力します。

 

基本的には「Japan」で大丈夫です。

 

9. Create Password

 

パスワードを設定します。

 

パスワードの確認項目がないので入力間違えがないようにしましょう。

 

10. Create Account

 

最後にチェックボックスをチェックしていきアカウントを作成します。

 

Terms & Conditions

 

利用規約です。

 

一度目を通しましょう。

 

Let friends find me

 

電話番号やメールアドレスから、友達がN26上で自分を発見できるようにするか。

 

知り合いとお金のやり取りをするときはラクになりますね。

 

仮に家賃の振り込み先がN26の口座だったら、ラクに設定できますね。

 

後で設定は変えられるので深く考えなくて大丈夫です。

 

Product Updates

 

更新情報を受け取るか。

 

Marketing Partners

 

GoogleとFacebookに対してのメールアドレスの共有を許可するか。

 

②「N26」アプリで本人確認

 

アカウントをつくり終わったら、アプリをダウンロードします。

 

利用を始めるには、アプリでの本人確認が必要です。

 

本人確認の方法ですが、基本的には「ビデオ通話で確認する方法」になります。

 

「写真を撮って送る方法」もあるのですが、こちらはドイツ以外でサービスを提供している国に住んでいる場合に限ります。

 

ビデを通話の場合は、基本的にはドイツ語、または英語でも対応してくれるので、得意な言語でやり取りをしましょう。

 

もし英語もドイツ語も自信がない人は、フラットメイトや職場の友達に手伝ってもらいましょう。

 

必要なものは、日本国籍の場合はパスポートだけです。

 

 

以下に公式が上げているビデを認証の説明動画を載せておきますので、本番前に一度見ておくといいかと思います！

 

 

いくつかの質問に回答するのと、身分証明書(パスポート)をオペレーターの指示に従ってカメラに映す手順がありスムーズにいけば数分で終了です。

 

本人確認は自分の好きなタイミングでできますが、ビデオチャット時の環境にはいくつか条件があります。

 

1. 回線のコンディションが良好であること
2. 明るい部屋であること
3. 自分以外に人のいない部屋であること

 

会話をしていてわからなければ聞き返してもいいですし、オペレーターさんも身振り手振りを使ってくれたりもするのであまり緊張せずにリラックスして臨みましょう。

 

ただ、あまりにもコミュニケーションが取れないと切られてしまうこともあるみたいです。

 

 

③自分のスマホとペアリングする

 

本人確認が終わったら、確認コードが送られてきます。

 

そのコードを「N26」のアプリ内で入力して、スマホとペアリングします。

 

ペアリングをすることで、「Money Beam」の認証や、「Master Card」のアクティベートが行えます。

 

実際のカードが来る方は、2週ほどで届くことになっているので到着まで待ちましょう。

 

「N26」についてのQ&A

 

みんなが気になりそうな「Q＆A」を日本語訳してまとめておいたので役立ててみてください。

 

 

 

ドイツで口座開設するなら「N26」！おすすめネットバンキングまとめ

 

いかがでしたでしょうか？

 

異国の地で銀行口座を作るのは大変ですが、必要であれば避けては通れない道です。

 

苦労はすると思いますが、海外で自分の力で銀行口座を開くのはとてもいい経験になりますし、それが後々自信につながります。

 

日本に戻る頃には、周りの人より少し違った顔つきになっていることを願ってます！

 

ドイツワーホリの全てをまとめた「BoKドイツワーホリガイド」を作ったのでぜひご覧ください

 

 

 

それぢわ_(:3 」∠)_